恋愛が上手く行かない、今まで恋愛未経験であるー。そういった背景には、恋愛依存症や回避依存症といったアダルトチルドレンが関係していることがあるのを知ってますか。

 

一時期、アダルトチルドレンという言葉はよく耳にしていたので、多くの人が“何となく知っている”と思いながらも“自分には関係ない”と考えています。

 

もちろん、アダルトチルドレン認知の問題病気ではないので、自分は違うといえばそれまでなのですが、幸せな恋愛をするために一度アダルトチルドレンという観点から恋愛の形を見直してみるのも良いかと思います。

 

アダルトチルドレンは機能不全家庭(虐待・育児放棄・親との別離)によって心の傷がトラウマとなって、生きづらい人生を歩むことをいいますが、特に機能不全家庭でなくても、過保護や極端なしつけ、歳の近い兄弟がいる時などもアダルトチルドレンになることがあります。

 

もしくは、モラハラ家庭(親がアダルトチルドレンやパーソナリティー障害)の場合も、心に傷を負うことがあります。

 

アダルトチルドレンは幼少の頃の繊細さが関係

 

子供は8歳ぐらいまで、歩く潜在意識といわれるほど潜在意識の中で生きています。

 

そして、まだまだ経験不足ということもあり、その心はガラスのように繊細で傷つきやすく、またその心の傷は潜在意識と共に顕在意識の影に潜んでしまいます。

 

そこで大人になってその傷がフィルターになり

 

・ありのままの自分は愛されない

・頑張らないといけない

・自分は幸せになってはイケナイ

 

という思いを根底に抱えたまま

 

・ありのままの自分を愛してくれる人

・親が子を愛するようにありのままの自分を愛してくれる人

 

を恋人として探し求めたり

 

・いつか見捨てられるかも知れない

・いつか見放されるかもしれない

 

という不安に負けて、自ら回避の行動に出たりします。

 

そして、これらの心の不安を抱えた者同士が、磁石のように引き寄せられペアになります。

 

回避依存症と恋愛依存症がペアになった時のパターン

回避依存症(男性)と恋愛依存症(女性)のペアは、ほとんどがそのパターンが決まっています。

 

まずは、自己肯定感の高い回避依存症の男性に、女性は憧れ的な感情を持ちます。

 

そして、男性側からの積極的なアプローチにより付き合うことになり、最初のうちは穏やかな優しい時間をお互いに過ごします。

 

しかし、ある日を境に回避依存症の男性が俺様的な態度(モラハラ・デートDV・浮気)に変わり、恋愛依存症の女性はありのままの自分を愛してくれて当たり前だと“もっと、もっと”と愛を求めるようになります。

 

この時、我慢するタイプと束縛するタイプに別れるのですが・・・基本的に、男性に追われていた女性が追いかける側に回ってしまいます。

 

結局はお互いの愛が上手く伝わらないことによって別れますが、復縁することが多いのも恋愛依存症・回避依存症のペアの特徴です。

 

そして、回避依存症と恋愛依存症の女性がなぜペアになるのかというと、回避系の男性のほうが何となく分かるのだそうです。

 

何が分かるのかというと、優柔不断で判断力にかけるので、自分の言いなりになりやすい女性ということを見分ける能力のこと。

 

これが回避依存症が進行した自己愛性人格障害になると、結婚や妊娠を機に豹変するのですが、その前身である回避依存症の場合は、身体の関係を結んだと共に豹変する事が多いです。

 

そして、男性のほうは“自分は正しい”という思いが強いため、恋愛依存症の傾向が強い女性のほうが辛く苦しい思いをします。

 

そして、辛い恋愛なのに別れきる事ができないのは依存のせいですが、相手に依存することで自分の価値を見出してしまっているので、問題を解決するどころか、無意識のうちに問題を悪化させてしまう傾向にあります。

 

これはアルコール依存症の夫の妻が「今日は記念日だから」と、夫にお酒を勧めるのによく似ていて、依存をより深刻にして、それを支える自分にこそ価値があると無意識のうちに感じているからです。

 

恋愛依存症の恋愛には、これに似た部分があるのではないでしょうか。

 

回避依存症や恋愛依存症の改善・克服はできる?

 

特に恋愛依存症の女性は、その生きづらさから自分で気づき、回復・改善の傾向に向かうことが多いです。

 

しかし、回避依存症の男性は“自分が正しい”と思っているため改善が難しく、またカウンセリングなどに通っても“もう大丈夫”と勝手に判断して途中止めになってしまうケースが多いです。

 

では、回避依存症の男性は放置するしかないのかというと、ある意味そうではありますが、接し方を変えることで変わるかどうか試みてみる価値はあります。

 

基本的な考え方としては、依存症は性格なので変わらない。

 

でも、周囲の環境によって性格が変わる事もある。です^^

 

もちろんこれは、女性側からの働きかけによるものですが、まずは女性自身が自分が恋愛依存症であることを自覚して症状(性格)を寛容させる必要があります。

 

そのうえで、本当に彼でないとダメなのか、彼の性格を受け入れられるのかを判断すると良いでしょう。

 

そして、彼を“変えよう”とするのは、依存的思考であることを自覚しなければなりません。

 

恋愛依存症を克服する場合は、相性が良くて専門のカウンセラーを探す方法がありますが、軽度の症状の場合は、意識的に思考を変えていくことで変化が見られることもあります。

 

まずは、他者に認められることで自分の価値を見出す他人軸の思考を自分軸の思考に持って行くこと。

 

自分の幸せの責任は自分で持つこと。

 

自分の一番の味方は自分自身であると認めること。

 

今まで頑張って来た自分を褒めてあげる事。

 

誰かが自分を幸せにしてくれるのではなく、自分で自分を幸せにしてあげるのですよ^^

 

そして、恋人でも家族でも、お互いの世界観の全てを共有するのではなく、共有するのはごく一部であることを知るべきでしょう。

一緒にいる時間を大切するのは当たり前ですが、自立した一人の時間も大切にしていきたいものですね。

 

それこそ、彼からの連絡が来なくても気にならないくらい、何か熱中できるものがあればいいのですがー。

 

私が出会った恋愛依存症&回避依存症のカップル

ふと周りを見渡すと、私自身も含めて依存症というのは誰もが持っているのではないかという事に気づきます。

 

特にドラマなどは、依存症の集合体が描かれていることが多いですね。

そういった角度から、ドラマを見るのも面白いですよ^^

 

そして当時は気づかなかったのですが、私が過去に出会った人たちの中に、典型的な恋愛依存症&回避依存症のカップルがいたのです。

 

彼女たちは、社内恋愛だったので両方とも知っていますが、私が知っている結婚するまでのお話をしていきたいと思います。

 

女性のほうは私より年下で、当時27歳ぐらい。

男性の方は、私と同年代だったので恐らく年の差は6歳くらいだったと思います。

 

仮に、男性をA男、女性をB子としましょう。

 

A男はギャンブル依存症で、休日は必ずパチンコ屋でスロットをしていて、かなりの借金を抱えていました。頭は良くて仕事はできるタイプ。

要領も良くて、過去に店長の窮地を救った事のあるいわゆるデキる男性ですが、ギャンブル依存症で借金があるうえに浮気性でした。

B子から聞いた話によると彼の母親は「若くてキレイなお母さん」なので、アダルトチルドレンの恋愛依存症の中でもロマンス依存症の傾向が強かったと思います。

ロマンス依存症の母親は、子供を王子様風に育てるので、子供は女性のエスコートが上手で身のこなしや身なりがスマートな男性に育ちますが、極端に束縛を嫌う傾向があります。

 

B子は、姉がシングルマザーということから、依存の傾向が強い家系であることが伺われます。

B子自身も、仕事上でミスがあれば「私ダメなのよー」と、いつも自分に自信がないタイプで、行動範囲も自宅と会社の周辺のみと狭く、一人で高速に乗って出かけるなんてできないー、というタイプでした。

 

二人が付き合い出したきっかけは、B子がA男に憧れ、A男がB子にアプローチをかけたという典型的なパターン。

 

付き合っている頃からB子はA男のお弁当を毎日作り、いわばB子は尽くすタイプ。

A男は一緒に買い物をしても、袋に詰める・持つことを一切しない俺様タイプ。

 

しかし、A男のお金や女性関係のトラブルが多く、付き合ったり別れたりの繰り返し。

 

アパートを借りて同棲を始めましたが、A男が他の女性を連れ込んでいたとB子はアパートを出ます。

 

その頃A男は会社を退職。異業種の営業の仕事で借金をさらに増やし退職、何とか元の業種に落ち着きます。

 

一方、B子は他の男性と飲みに行ったりしていましたが、恋愛まで行かずやはりA男がいいと・・・。

悩むB子に相談された私は「せめてB男が借金を片付けるまで付き合わない方がいい」と言ったのですがー、A男とB子はB子の誕生日に入籍します。

 

 

 

 

 

 

 

その後の二人については、私も会社を退職したので知りませんが、二人の間に男の子が生まれたという話は聞きました。

 

B子の姉がすでに離婚していることから、もしかしたらA男とB子は離婚しているかも知れないし、もしかしたらB子が必死になって子育てと仕事を両立させながら家庭を守り抜いているのかもしれません。

 

もちろん、それが良いとか悪いとかいうつもりは、そもそもありませんが、そこに愛があるのかというと、もしかしたらお金への執着で成り立っている関係なのかなとも思います。

 

依存と執着の関係性

恋愛依存症傾向の強いB子のことを書いていて、ずっと気になっていた事があったのですが、B子のA男に対する気持ちは愛情というよりも、お金への執着が関係しているのかも知れません。

B子は結構堅実派で、お金を大切にするタイプ。

 

その反面、A男はギャンブル依存で借金が多く、時にはB子の通帳から勝手にお金を引き出して使っていたそうです。

さらに度重なる浮気。

 

そこまでされて、どうしてB子はA男と結婚したのかー。

 

これは、様々な思いが絡み合っているのですが、

・A男にお金を貸したり消費したことから、別れてしまったらお金を取り戻せない、損をしてしまうと無意識に思っている。

・自分の大切なお金を渡すという行いが、私はA男が好きなんだと確信させている。

・お金を使うことでA男を引き止めておける安心感。

・彼にお金を貸すような女性は自分しかいない。だから、私はA男にとって必要な存在であるという他人軸で自分の価値を測ることができる。

 

逆にいえば

何も問題のない男性では、自分の存在価値を見出すことができないため、特別な感情は起きない。

 

よって、B子にとっては、問題のあるA男でなければダメなんです。

 

もし仮に、B子がA男と別れた時に「A男に使ったお金は、授業料を払ったと思って諦めよう」と思うことができたら、恐らく借金大魔王で女癖の悪いA男と復縁することはなかったでしょう。

でも、B子のA男への依存・お金への執着が、B子をA男との結婚に踏み切らせたのです。

 

二人の結婚後の様子は全く分かりませんが、今頃、A男とB子が一緒に、幸せな日々を送っていることを願うばかりです。

 

恋愛依存症の女性は自分軸で考える習慣をつけるとよい

優柔不断で決断力に欠ける恋愛依存症の傾向が強い女性は、自分軸で物事考える習慣をつけると良いですね。

 

人目を気にせず、自分が良ければそれで良い。

自分がやりたいことをやる。

自分がやりたくないことはしない。

人から妬まれても気にしない。

 

今まで頑張って来た自分を褒めて認める。

自分で自分のことを信じる。

今まで“私はダメなんだ”と思っていたのは、ただの思い込みであることを自覚する。

 

他者を尊敬し尊重する。

「ありがとう」「幸せ」という言葉をたくさん使う。

 

などなど、いろいろありますが、ゆっくり考えながら少しずつ実行していくと良いでしょう。

 

恋愛依存症と潜在意識

今まで他人軸で生きてきて、これからは自分軸で物事を判断する習慣を付けるという事が理解できたら、次は潜在意識の観点から少し見て行きましょう。

 

潜在意識は無意識の意識で、人の脳の顕在意識(意識している意識)は10%程度で、残りの90%の脳は潜在意識だと言われています。

そして潜在意識はものすごいパワーを持っていて、私たちは自分の潜在意識が描いたとおりの人生を送っているのです。

 

B子に例えて言えば、借金が多くてギャンブル依存症で女癖も悪いA男と一緒になることで、B子が幸せならそれでいいんです。

でも、B子の潜在意識が“悲劇のヒロイン物語”を描き上げているとしたら、B子は幸せではない人生を送ることになります。

 

実は恋愛依存症の傾向が強い女性は、潜在意識が“悲劇のヒロイン”の物語を描いていることが多く、幸せではない状態に居心地の良さを感じてしまうという特徴があります。

 

問題のある彼氏に耐え忍ぶ自分が、自分にとって最高に居心地の良い状態なのです。

 

でも、やはり辛くて寂しい毎日の生活は、やがて精神を崩壊させることもあります。

 

もし自分の潜在意識が悲劇のヒロイン物語を描いているのなら、そのストーリーを書き換えていく必要があります。そう、潜在意識は書き換え可能なのです^^

 

まずは自分軸で物事を判断する習慣を付けましょう。

目安は、メニューを見て自分の食べたいものを「これ!」と注文できるようになることです^^